書籍「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」
Published at 2024-09-12
- 「資産運用を始めたいが、何をすれば良いかわからない」
- 「iDeCo や NISA がどんな制度かわからない」
- 「どんな金融商品を買うべきか、買わないべきか」
戦時の国策の名残か、タンスや銀行預金を良しとされてきた日本では「投資」に関するリテラシーが高くない現状があり、このような疑問を持つ「普通の人」が大多数である。普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方は、そうした人達にとって衝撃的だったこともあり、2020年「はてなブックマーク年間ランキング」トップになった。「これだけやっておけば、資産運用は OK」という類の記事や書籍は数多あるが、この記事ほど端的で論理的にまとまったものは見たことがない。
岸田政権でも NISA がアップグレードされて、投資に対する国民的感情が高まったことも受けてか、「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」が書籍化されるというニュースが飛び込んできた。
総論自体はオリジナルの記事で述べていることは変わらないものの、全面的に書き下ろされており、示されている方針の理論をしっかり理解するために必要な論拠が示されている。第1部「結論編」を信じて実践するだけでも 99 点は取れてしまうが、第2部「理論編」と第3部「Q&A編」を通じて金融リテラシーを高めておくことも同じかそれ以上に重要なのは言うまでもない。分量も 148 ページとコンパクトで読みやすく、¥1,760 で 99 点の資産運用の知見を享受できると考えれば、非常に得だろう。
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