PHILIPS 23型AH-IPSパネル採用ワイドディスプレイを買った
Published at 2014-09-11
良いという噂が飛び交っているPHILIPSのAH-IPSパネルディスプレイを購入した。
Apple製品が多いのでThunderbolt Displayが欲しくなるところだが、現行のThunderbolt Displayは厚みがあり、重厚感があったり(というか実際に重い)、ちょっとお高いし…ということで見送った。iMacの外観を踏襲した新型もいつかは出るんだろうけど、確約もないし、例によって高いだろうしということで。
AH-IPSパネルとはなんぞ
以下Wikipediaより引用。
液晶分子を基板と平行な面内(in-plane)で回転させ、複屈折の変化で光をスイッチングする液晶駆動方式のこと。 基板の面方向に電界を加えて液晶分子を駆動し、電界が存在しない無電圧状態で光を遮蔽する。
うん、わからん。
上下左右178度の広い視野角をもち、どの位置で見ても色の変化が殆ど無いため、ワイド画面や大画面、近距離で見る携帯端末画面に向いている。(TN方式やVN方式は上下160度左右170度)
どうやらワイドなディスプレイに向いている液晶ディスプレイの種類らしい。iPhoneのRetinaディスプレイ等にも採用されているとのこと。
23型のモデルを購入した
ディスプレイのサイズは、21.5型・23型・27型の3種類あるが、僕はタイトルの通り23型モデルを購入した。21.5型が16,080円、23型が17,898円、27型28,188円で、Thunderbolt Displayと同じサイズにあたる27型は比較的高めとはいえ、非常に廉価な印象。
詳しいスペックについては公式サイトをどうぞ。
前面と背面
見ての通り非常にスリムな体型をしている。写真だとわかりにくいが、フチ部分・ディスプレイ部分がつや消しブラックになっている。
この薄さに相まって非常に軽量で、片手で持ち上げることも可能。 机のサイズとのバランスを考慮して23型にしたものの、27型でも圧迫感は少ないかもしれない。
入力端子
これは背面にある各種入力端子部。入力は、HDMI・MHL-HDMI・VGAの3種類で、USBはない。とはいえ、MacにはもちろんHDMIを使うので特に不便は感じない。 電源スイッチはディスプレイの右下のフチに目立たないように並んでいる。
実際の出力
電源を入れた感じはこんな感じ。
付けて気づいたのが、 ディスプレイに背後の照明が写り込まない 。これは快適なポイントのひとつかもしれない(Thunderbolt Displayはテカテカしており、映り込みが非常に鬱陶しい)。 Retinaディスプレイではないので、目を凝らしてMacBook Pro Retinaと比べてしまえば粗さは見えるけど、十分鮮やかで綺麗かと思われる。 iPhoneのカメラで鮮明さを伝えるのはハナから諦めているので、ご容赦頂けると。
感想
この価格でこの品質。 コスパはとても良い 。Thunderbolt Displayと比べて美しいかと言われると、解像度は 1,920 x 1,080 vs 2,560 x 1,440 だし劣るとは思われる。でも、安心のPHILIPSブランドということでデザインも中々オシャレだし、実際の表示もとても鮮やかで気に入っている。